便秘対策の水分摂取がまったく効かない時

水分って直接全部が腸に届くわけではなく、一度体内に吸収されてから腸の機能が腸内に水を集めて便を柔らかくします。

たくさん飲めばそれだけ腸に集まる水分も充分になりますから便秘は解消しやすいのですが、実は水分摂取は横行結腸や下行結腸の腸本体の便秘には有効ですが、直腸までは効果が行き届かないんです。

しっかり意識して水分を増やしたのに一向に改善しない時は「直腸性便秘」の可能性があります。

直腸性便秘とは腸の機能的には特に問題ないのですが、トイレを我慢したり、忙しくてトイレのタイミングを逃しがちになることにより、下りてきた便が直腸にどんどん溜まる便秘です。

溜まっても出れば問題ないのですが、厄介なことに直腸は伸びるので我慢したらしただけ大きい塊になって、そこで逆に水分を奪われてカチカチになります。

肛門は最高でも4~5センチくらいしか開かないので、それ以上の固い塊になるとどう頑張っても出なくなります。これを出そうとして便秘薬を飲んで無理やり圧で出すと、肛門が切れたり、便秘薬で早く下りてきた下痢便が塊のすき間から漏れて出てくるだけで何の解決にもならない事態が起こります。

出口が塞がってる便秘は「浣腸」しか解決するものはありません。口からの水分摂取は効きませんから、下から液剤を入れて便を柔らかくするんです。それしか安全に解消する方法はありません。それが嫌なら病院で摘便してもらうしか後は思い付きません。

この固いフタが取れてから便秘対策をしましょう。フタが取れないかぎりは何をやっても無駄です。フタが取れたら気を取り直して水分もしっかり取っていきましょう。そして毎日同じ時間にトイレに座る習慣をつけましょう。

さらに、腸内環境を整えておくとぜん動運動も正常になり、適切な速さで柔らかい便が直腸に溜まるようになりますから、腸内ケアも合わせてやれば完璧です。

まず今あるフタをとって、腸内ケアで機能を正常にして柔らかい便を直腸に送ってもらって、毎日同じ時間にトイレに座って排便をするよう心がける。これで改善が難しいと言われる直腸性便秘は治ります。

>> 腸内ケアをどのように行っていくか?