便秘薬を飲み過ぎる危険と簡単な脱出方法

まず便秘薬には種類があります。大きく分けて刺激性下剤機械性下剤というのがあり、副作用の危険があるのは刺激性下剤のほうです。

刺激性下剤(コーラック、スルーラック、タケダ漢方便秘など)は薬の力で腸を動かす作用があります。無理矢理にでもぜん動運動を起こして便を送るんですね。でも、無理に動かして腸のペースを乱しているとも言えます。この無理がいろいろな副作用を起こします。

やっぱり身体の機能って自律神経に則って規則正しく動きたいんですよね。でも自分の都合のいい時間に便秘薬で無理やり動かしていると、疲弊してきて自力で動く機能が低下してしまうんですよ。

すると自力の排便が難しくなってますます便秘薬に頼ることになります。刺激性下剤の副作用の一つが「依存性」です。便秘薬を使えば使うほど腸が疲れてきて動きが悪くなるのでさらに飲まないといけなくなるのです。

依存の時期を超えても1年2年の単位で飲み続けると、腸はいよいよ自力では動けなくなり「大腸黒皮症(大腸メラノーシス)」になります。

特に腸に病気をもたらすものじゃないのですが、腸は完全に機能を停止し、まるで死んでいるような暗黒の世界になります。こうなると便秘薬を完全に断って医師の指導のもと、生活やトイレ習慣の改善を最低でも1年は続けないと元には戻らないと言います。

もしこの大腸黒皮症になったのに気付かず便秘薬を飲み続けると・・・最後は医者も治療を放棄し便秘薬を使い続けるように指導すると言います。腸機能が回復する見込みがないと判断されるんですね。その状態でなにか不便や不具合が生じると「人工肛門」の手術が行われることもあります。

便秘薬を飲み続けると最悪「人工肛門」にまで事態は悪化する、ということです。

便秘薬が必要だとしても今すぐ機械性下剤(ミルマグ、スラーリアなど)に変えてください。マグネシウム系が副作用が少なくていいです。機械性下剤とは腸を動かすのではなくて水分を集めるなど、排便に必要な機能を高めてくれるので副作用が少ないと言われてる薬です。

それでも出にくいとは言っても副作用の可能性はゼロではないので、とりあえず機械性下剤に切り替えておいてゆっくり腸内改善していきましょう。思ってるより簡単にできるんですよ。今のうちに自然排便できる腸に戻していきましょう。

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